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利家が求めた宇波の塩ブリ
ブリといえば氷見である、とりわけ、脂がたっぷりと乗った「氷見の寒ブリ」は、 全国ブランドとなっている。 大規模名大敷網(定置網)で漁獲された富山湾のブリは、こぞって氷見漁港に水揚げされることになる。
氷見のブリ漁の歴史は古い。すでに加賀藩祖前田利家の時代からブリ漁が盛んだったことを示す文書が残っている。京にいた利家より、氷見の宇波でとれたブリ17本を塩ブリにして送るよう、金沢城に命令が届き、村井長頼ら老臣がその旨を連署で伝えたもので、日付は文禄4年(1595)11月7日である。
また、江戸時代には、富山から高山を経て松本を結ぶ「ぶり街道」が成立していた。越中のぶりが、この街道を通って高山に入り、「飛騨ぶり」と名前を変え、松本方面まで運ばれ、正月のご馳走として珍重されたという。
石川県と同様、富山県では娘の嫁ぎ先に歳暮としてブリを送る風習が残っており、かぶらずし作りも盛んだ。
氷見 寒鰤
ブリは 3〜6月に九州西の東シナ海で産卵する。モジャコと呼ばれる体長数センチの稚魚は対馬暖流に乗って、日本海沿岸へ。
秋には体長35〜40センチのフクラギになり、翌年冬で60センチ程度のガンドに成長。翌年には5キロ程度の小型のブリになりm満3歳で10キロ級のぶりになる。
3歳以上になると、夏から秋は北海道周辺に滞留し、12〜1月に南下して春に産卵、また北上回遊することがわかっている。
富山のブリがおいしいのは、ちょうど脂の乗ったブリが南下するルートにあたるのと、沖で取られたらすぐに氷水に入れ、新鮮なまま市場に運ぶ鮮度処理の技術が進んでいるからだ。
通常、3キロから4キロ以上でブリと呼ぶが、氷見では8キロ以上の大物しかブリとは認められない。
せっかくの日本一のブリ。魂まで大事に無駄なくおいしく食べてやりたい。内臓までも最後まで食べつくしたい。
試行錯誤を重ねて完成したブリ料理。1万円のブリコースは12種類のブリ料理から成る。珍味は全て店主のオリジナルです。
「昔の人は、もったいないという思いで、身以外の部分も工夫して食べていたはず。氷見のブリを愛すればこそ、私もそれにならったのです。内臓類は鮮度が良いうちに下処理するのが秘訣です。手間がかかりますが、氷見ならではの味だと自負しています」
コース料理内容紹介 ブリシャブ
てらてらと脂が光る切り身を、さっと湯通し。
表面はふんわり。その奥からとろけるようなやわらかさと脂の甘みがじゅわ〜〜っと広がりでます。
コース料理内容紹介 珍味3種
ブリ料理から成る。珍味は全て店主のオリジナルです。
内臓類は鮮度が良いうちに下処理するのが秘訣です。手間がかかりますが、氷見ならではの味。
コース料理内容紹介 鰤造り
とろーり、じゅわ〜〜とひろがる旨み。鰤本来の旨さを味わえます。
鰤コース料理 のご案内(詳細)
鰤コース (冬季限定)11月中旬〜2月下旬
- 鰤肝の旨煮(鰤の肝臓を醤油と砂糖で)
- 鰤腸の酢味噌づけ(鰤の小腸を酢漬けにして田舎味噌で和えました)
- 鰤のふと味噌煮(鰤の胃袋の食感をお楽しみください)
- 鰤の皮の煮こごり(鰤のゼラチン質だけで固まっております)
- 鰤の御造り(鰤の背身、中トロ、大トロ、尾など部位による味の違いを味わって)
- 鰤の塩焼き(大根おろしとお醤油で)
- 鰤のあら煮(鰤の頭と牛蒡で甘辛く絡めました)
- 鰤しゃぶ(昆布だしで軽く2〜3回、半生で)
- 鰤大根(有機栽培の大根を二日間かけて煮込みました)
- 鰤のなます(ゆずの香りと大根おろしの甘酢和え)
- えらのから揚げ(レモンを絞ってお早めに)
- 鰤汁(冬の根野菜と鰤の漁師汁)
- めし(氷見のコシヒカリです)
- 香物(単品でもご注文できます)
*水揚げにより、ご用意できない場合もございます。ご了承ください。
